今回、歯が命ひろばでもお世話に
 なっている素敵なイラストレーター
 
 今野有紀 さん をご紹介します。



今野さんに初めて出会ったのは、2007年夏頃、サンギの
ホームページのリニューアルを進めていたときでした。
 
 
この “ 歯が命ひろば ” の トップページなどのイメージに合う
イラストを探していたとき、偶然目にした某雑誌に掲載されて
いた今野さんのイラストに惹かれて、さっそく連絡したのが
長いお付き合いの始まりです。





絵を描くのが好きな女の子からイラストレーターへ
 
ロズリン:イラストレーターになったきっかけは?
 
今野:そうですね。絵を描くのは幼稚園の頃から好きでした。
    描いたものを「上手だね」ってホメられるのがうれしくて、目に留まる
    ものをいろいろ描いてましたね。

    これは今でも変わらないんですが、特に女の子を描くのが好きでした。



ロズリン:幼稚園の頃からですと、沢山作品がありますね。
 
今野:私は自分の作品に執着がないというかこだわりがないというか、
    描くこと自体が楽しくて、その絵を気に入ってくれた方がいたら
    喜んであげていました。

    仕事をする前の作品は、今はほとんど手元に残っていません。
 

ロズリン:
子供の時からコンクールなどに応募していますか?



今野:学校で応募した県主催の子供達の絵画コンクールで入賞して、
    街の美術館に飾っていただいたことがありました。
    
    その時はとってもうれしかったですね。
    絵を描くのがますます楽しくなりました ( 笑 )



ロズリン:大学のときは?
 
今野:私は美大を出ていないんです。
    立教大学の経済学部でマーケティングを勉強していました。

    いろいろな視点や角度から物を見る目が養われ、イラストレーター
    としてお仕事をしていくうえで、その時に学んだことはとても役に
    立っています。




ロズリン:
それはまたユニークな経歴ですね。
      では、絵の勉強をされたのはいつ頃から?

今野:イラストを本格的に学んだのは、大学生の頃に 「 渋谷アートスクール 」
    というイラストレーターや絵本画家を目指すスクールに通うようになって
    からです。

    そこで出会った先生が  “ どうせやるならプロを目指そう ”  という方で、
    絵を描く技術より、商品価値のある絵を描くことを教えてもらいました。

    それまでは自分の好きなものを好きなように描いていたのですが、
    プロのイラストレーターとして絵を描くこと、それを仕事につなげていく
    ためのノウハウを学ばせていただきました。
 
ロズリン:実践的な学びをされたんですね。



今野:そうなんです。

    今でもたまに先生に自分のイラストを見せに行くと、おしかりを受けたり、
    素敵なアドバイスをいただいたり、厳しい意見も率直に言ってくださる
    ので、とてもお世話になっています。
 
ロズリン:その出会いはイラストレーターになるきっかけでしたか?
 
今野:そうですね。
    先生からは 「 自分のスタイルが出来てきたら、どんどん売り込みに行け 」
    と言われました。

    最初は実績のないただの学生の作品なんて見てもらえるのか不安
    でしたけど、実際に動いてみると直接会って作品を見てくださる方が
    意外と多いのにびっくりしました。

    この経験も、フリーのイラストレーターとして仕事をしていくのにとても
    役に立ちました。

    フリーの場合、基本的に自分からどんどんアプローチしていくことが
    必要ですから。
 

ロズリン:
初めてのお仕事は?



今野:ある雑誌の特集ページで、表参道周辺のお買い物スポットを
    イラスト付のMAPにするお仕事でした。

    一度実績ができると、そこから徐々に広がっていき、雑誌やWEBの
    特集コーナーのイラストや、書籍、お店の看板などいろいろなお仕事
    をさせていただいています。
 
 
自分自身の変化や夢のエッセンスが絵に現れる
 
ロズリン:今野さんのイラストには可愛らしさの中にエレガントさがあって、
      ファッション性を感じさせるものがありますね。

      影響を受けた方はいますか?



今野:そんな風に感じていただけたなら嬉しいです!!

    影響を受けた方はたくさんいるのですが、特に好きなイラストレーター
    さんで、パリを拠点に活躍されている  “ キャルロッタさん ”  という方が
    いますが、彼女の作品はくだけていながらファッショナブルなんです。

    親近感と洗練された雰囲気との距離感がとても素敵なんです。

    もうひとり  “ 平澤まりこさん ”  はご自身のライフスタイルを絵と一緒に
    表現するイラストも描かれていて、私の憧れの方です。


















今野さんの最近の作品




ロズリン:
好きな画家やタッチは?
 
今野:シャガールやモディリアーニなど個性的な顔立ちの人物画が
    好きですね。
    枠にとらわれていない感じや、愛情のある温かみのある感じも
    いいですね。

    淡いパステルな感じの色使いが好きなのは マリー・ローランサンです。
    私も水彩で描く時は淡い色使いをすることが多いですね。

    最近は、線画をパソコンに取り込んでコンピューター上で色をつける
    やり方を多く使っていますけれど。

 
ロズリン:今野さんご自身も人物を描くのがお好き?

今野:はい、特に女性を描くのが好きですね。
    面白いのは描く人物も自分の成長に合わせて変化しているんです。

    子供の頃は自分が子供だったので女の子ばかり描いてましたけど、
    自分が成長するにしたがって描く人物も女の子から大人の女性に
    変化していってます ( 笑 )

ロズリン:絵の人物は今野さんの分身でもあるんですね。

 

 今野:そうかもしれませんね ( 笑 )

     着てみたいと思う洋服や、自分では
     なかなか買えないものをイラストの
     人物に着せてみたり持たせてみたり、
     自分の夢や願望がカタチになって
     いくので、描いている自分が一番
     楽しんでいるかもしれませんね。




ロズリン:
人物以外に好きなテーマは?

今野:街並ですね。

    外国の街並みが大好きで、描いていると自分がその中にいるような
    ワクワクした気分になって楽しいんです。

    旅行に行くと街並みの写真はいつも沢山撮ってきます。




インタビューは後編へと続きます! お楽しみに。