私が学生の頃は、アパート以下の :ase: 間借りのような場所に住んでいたので、
当然風呂などはなく、近くの銭湯に行っていました :!!:

それは昔ながらの銭湯で、 :-( 今では数もずいぶん減ってしまいました。

たまにそういう伝統的な銭湯に行くこともありますが、湯船のお湯
結構熱いのが普通なので、 :oops: 長く漬かっていることはできません。
 

いつの頃からか 「 スーパー銭湯 :**:」 と呼ばれる、普通の銭湯よりは規模が大きく、
露天風呂も併設されている施設が、たくさん作られるようになりました :heart:

スーパー銭湯だと、たくさんある湯船の中には、温度低めに設定されている
ものもあるので、そういう風呂だと、ある程度長く入っていることもできます。
 

そういうわけで、 :mrgreen: スーパー銭湯:**:にはちょくちょく行って、ぼんやりと1時間ばかり
過ごして家に戻るようなことをしています :!!:

本当の風呂好きというわけでもないのですが、風呂に漬かっていると、
やっぱり自分も日本人なんだなあ :hahaha: ということを感じさせられます。




古代ローマ人風呂好きだったことは、 「 カラカラ浴場 」 のような
施設の名前を、 :ase: わざわざ歴史で覚えさせられたことでもありますから、
知っている人は多いでしょう。
 
ずっと前にローマに行った時に、カラカラ浴場跡地も訪ねてみたのですが、
:roll: そこが一大レジャー施設だったということは、あんまりよく分かりませんでした。

当時は、召使いを連れたローマ市民が大勢訪れて、身体にオイルを塗った後で、
それをこすって垢を落としたり、湯船の周りで歓談をしたりしていたのだろうと想像は
されましたが、当時の面影はほとんど残っていないので、 8-| 大きい施設だったんだな
ということが感じられただけでした。
 
 
今 「 テルマエ・ロマエ :**:」 という映画が上映されていて、ローマの浴場のことも
それなりに描写されているのでしょうから、見てみたいなと思っています:heart:

ただ、言葉の観点からすると、タイトル ( もともとは原作の漫画のもの )について、
:roll: 少し気になるところがあります。




ローマで使われていたラテン語は、発音日本語同じくらい簡単でした :!!:
そして日本語と同じように、短い母音長い母音をきちんと区別していました。
 

日本語で 「 おばさん 」 の 「 」 を長くして 「 ばー 」 にすると 
おばーさん ( 正しい仮名遣いでは 「 おばあさん 」 ) になり、 :-D 意味が変わります。

きろ 」 だと 「 岐路 」 や 「 キロ 」 のことですが、「 きーろ 」 だと 「 黄色 」 のことで、
やはり違った意味になります :!!:
 
ラテン語でも同じで 「 ウェニット ( venit ) 」 だと 「 彼は来る 」 という意味ですが、
ウェーニット ( vçnit ) 」 だと 「 彼は来た 」 という意味で、 8-| 表す時間が違ってきます。

ロサ ( rosa ) 」 だと 「 バラが 」 という意味、「 ロサー ( rosâ ) 」 だと 「 バラで 」や
バラから 」 という意味です。


さて :roll:テルマエ・ロマエ 」 ですが、ラテン語のつづりでは thermae romae です :heart:
すぐ上では、長い母音â ç のように特別の文字で表しましたが、実際には
長い母音短い母音が、:| 文字の上で区別されることはありませんでした。
 
ただ Roma と書かれていても、発音は 「 ローマ 」 であって 「 ロマでは
ありませんでした。 :!:
日本人にとっても、イタリアの首都は 「 ローマ 」 であって、「 ロマ 」と言われても、
それがローマだと思う人は、 =:[ あまりいないと思います。

ちなみに 「 ロマ 」 とは、かつて 「 ジプシー 」 と呼ばれていた人々のことを言います :!!:
 

:arrow: Romae は 「 ローマの 」 という意味を表します。

ラテン語の発音は 「 ローマエ 」 だったのですし、 「 ローマ 」 という地名は
日本人の誰もが知っているのですから、やはりきちんと 「 ローマエ 」 と言った方が
いいように思います。 :wink:
 

:arrow: ただ、Thermae は 「 テルマエ 」 で構いません。

Thermae Romae
では、
-ae という同じ語尾が続いていますが、最初ae
複数を表すため
のもので、二番目ae は 「 〜の 」 という所有を表すためのもの
です
から、同じ語尾でも働きが違っています :!!:
 
 
ちょっと文句を言ってしまいましたが、私が毎日のように読んでいるラテン語:**:
使われていたローマという都市の、しかも私の好きな浴場 :heart:テーマになっている
映画が制作されたことは、 :mrgreen: とても嬉しいことです。
 

映画を見るのを :chin: 楽しみにしています :heart::heart:
 



04/23:

今年も桜の季節:**:を迎えました。
 
が寒かったので、例年よりは開花が少し遅かったようですが、 :oops:
それでも無事に咲いてくれたのを見ると、やはりほっとします。
 

私の住んでいる所の近くにも、桜の名所と言われるところがいくつもあります :heart:

ただそういう場所は :*o*: いつも混み合っているので、いつも花見に行くのは、
川沿いに桜並木が続いている場所です :!!:

そういう場所はたいてい住宅地の中にあるので、大勢の人が集まることもなく、
ゆっくりと :-D を楽しむことができます :heart:


      
  岡崎伊賀側沿いの桜


奈良時代
から和歌にもたくさん詠まれているくらい、日本人の誰もが好きな
桜の花ですが、 「 さくら 」 という言葉の語源は、 :-( はっきりとは分かっていません。
ただ 「 開花する 」 という意味を表す 「 さく ( 咲く )」 という言葉と関係があると
考えても、 :wink: それほど間違ってはいないだろうと思います。

さく 」 をもとにして 「 さくら 」 が作られたとする語源説は、 :roll: 実際のところ有力です。
 
ただ 「 」 が何なのかの説明ができないのが、 =:[ 問題ではあります。
 


咲く 」 から 「 :**:」 が作られたのだとしたら、他にも咲く花はたくさんある
のですから、花の典型としてがとらえられていたことが :mrgreen: よく分かります。

まあ、学校古典を教わる時にも、 「 」 と言えば 「 」 のことだと思えと
言われていましたから、 :ase: 特に目新しい発見というわけでもないのですが。
 

願わくば 花のもとにて 春死なむ その如月の望月のころ 」 という
西行の歌も、教科書に載っているくらい有名な歌ですが、ここでも 「 」 が
 「 」 を :wink: 意味しています。
 
これが優れた歌だということは、何度読んでもひしひしに伝わってきます :!!:
ただそれがどうしてなのかと言われると、 :ase: うまく説明はできません。

とにかく、になっても咲きそうだという時期になると、 :-P いつもこの
頭に浮かんできて、早く花見をしたいぞと思ってしまうわけです。
 

と並んで日本人が昔から好んできたのが 「 」 です :heart:

梅の花より前に開花して、まさに早春のその頃はまだまだ冬の寒さなので、
寒さの嫌いな私は、 :*o*: わざわざ外に出かけて観賞する気にはとてもなれません。
 

」 と違って 「 」 の語源は、はっきりしているようです :!!:

この中国から日本に渡ってきたときの発音が、 「 んめ 」 のようなで、 :)
これを日本語発音しやくするために 「 うめ 」 に変化したということです。

( うま )」 も同じで、 中国語では 「 んま 」 のように聞こえる発音だったのを、
日本人:mrgreen:  「 うま 」 に置き換えたという経緯があります。
 


中国原産なのに対し、古代から日本でも自生していました。

だからこそ :roll: 語源日本語なのですが、 「 」 という漢字は、
もちろん中国で作られたものです :!!:


ところがこの 「 」 という漢字の旧字は 「 」 で、
これは 「 ユスラウメ 」 という、同じ種類ではあるものの、
違う植物のことを表しています。
 
ユスラウメは、自体はに似ていなくもありませんが、 :oops: に咲いて
いる姿を全体として見てみると、どちらかと言えばユキヤナギのような感じで、
とはあまり似ていません。=:[
 
本来は ユスラウメ意味するこの 「 」 という漢字を、古代の日本人
どうして 「 さくら 」 を表すために使うようになったのかは、 :?? 想像するしか
ありません。

恐らくは、植物を表す漢字の中に、日本と同じようなを咲かせるものが
なかったのではないでしょうか。

だから、だけだったら似ているユスラウメを表す 「 」 を、
:ase: 仕方なく当てたのではないかと思います。
 

それぐらい、日本の独特の種類の花なのだろうと思います。

世界のどこを見ても、ほど上品美しい花:**:を、一時期大量
咲かせる植物はありません :heart:


日本人
誇りに思いつつ愛するのは、まさに :wink: 当然のことだと思います :!!:






この3月も、昨年に引き続いてフランスに行ってきました :heart:
 
パリエッフェル塔近くのアパートの後に、ノートルダム大聖堂の側にある
ホテルに泊まってきました。


 
             ノートルダム寺院


今年3月後半パリは、寒冬だった日本よりもずっと暖かで、
気温8-| 25度近くにまで上がる日もあったくらいでした。

フランス暖冬ではなかったようですが、 :roll: 一時的には、春先でも
ずいぶんと気温が上がることもあるのだということが分かりました :!!:
 
 
エッフェル塔の側に、 「 廃兵院 ( アンバリッド ) 」 という
立派な建物:**:があります。

17世紀の終わりに、ルイ14世傷病兵看護するために作った建物で、
今でも傷痍軍人:?? 収容されているとのことです。
 

フランス語の 「 アンバリッド 」 は、「 無効だ 」 「 役に立たない:ase: という味を
表す言葉で、日本語で言えば =:[不具 」 ぐらいに当たります。
 
戦争負傷した軍人を呼ぶために、 「 役立たず 」 と言うのは、 :*o*: ずいぶんと
失礼な感じで、今の日本ではとても使えそうにないようにも思えるのですが、
フランスでは :oops: 特に問題にされていないようです。
 

廃兵院
には、ナポレオンの棺が展示されています :!!:
 
ならそれほど大きくもないだろうと思っていました。
ところが、 8-| 今回初めて行って見てみると、ちょっとした倉庫ぐらいの大きさ
だったのには :ahhh: 驚きました :!!:




                 ナポレオンの棺


近代フランスを作り上げたナポレオンは、偉大な英雄:**:ですが、
もそれに応じて立派なものでした :!!:
 
ナポレオンがいなければ、全世界から人々が訪れるルーブル美術館
収蔵品も、もっと :ase: 貧弱なものだったに違いありません。
 
ナポレオンは、外国を侵略した結果の戦利品として、あれだけの芸術品:**:
ルーブルに集めることができたのですから、収集の方法はほめられたもの
ではありません。 :-(

けれどもそのおかげで、ルーブルに行けば世界的芸術品
いくらでも鑑賞することができます :heart:
 
今のルーブルがあるのがいいのか、それとも戦争支配美術品
収奪されることがなかったのがいいのか、 :| 考えさせられます。
 
 

ナポレオン
は、地中海にあるコルシカ島出身です :!!:

コルシカ島には行ったことがないのですが、フランス領の島ですから、
今では多分、普通フランス語が使われているのだろうと思います。 :roll:
 
コルシカ島で使われていた本来の言語は、「 コルシカ語 」 と呼ばれる、
イタリア語近い言葉です。

イタリア語標準語は、フィレンツェのあるトスカーナ地方方言をもとに
作られたものですが、 :) コルシカ島フィレンツェとの関係が深かったため、
コルシカ語も、イタリアの標準語に近いとされます。 :wink:
 
ナポレオンコルシカ語 では 「 ナプリオーネ 」 、イタリア語では
 「 ナポレオーネ 」 ) も、小さい頃はコルシカ語を使っていたわけで、
パリ支配者:**:となった時も、 :ase: なまりのあるフランス語を使っていたそうです。
 

とは言え、フランス中央集権を作り上げたのはナポレオンなのですから、
ナポレオン以前には、パリフランス語だけがフランス全土君臨:**:するという、
現在のような状況はありませんでした :!!:
 
 
フランス南部では、まだまだプロバンスオック語 ) の勢力強い時代
でしたから、少しぐらいなまりがあろうが、 :lol: 特に気にしないですんだのでは
ないだろうかと思います。


どちらにしても、パリ標準語を話さなかったナポレオンのおかげで、
この標準語が、 :mrgreen: フランス全土威信のある言語として君臨することが
できるようになったということで、言語の歴史:wink: 皮肉なものです。




       ルーブル美術館にあるエラスムス
      (ルネサンス期の人文学舎)の絵
    

03/22: メキシコ

メキシコに出張してきました :heart:
 
中南米は、エルサルバドルに過去2回行ったことがあるのですが、
メキシコは初めてでした。

人口日本より少し少ないけれども、面積8-| 6倍もありますから、
間違いなく中米の大国です。
 
確かに博物館サッカースタジアムも、バスターミナル大聖堂も、
日本のものに比べると、巨大に見えました :!!:
 
何より、近郊にある古代遺跡テオティワカン:**:にあるピラミッドは、
最大のものの底辺が一辺225メートル高さ65メートルもある
ということで、 :-D これも間違いなく巨大です。


   テオティワカンのピラミッド ( メキシコで購入したポストカード )


メキシコ日本よりだということは承知していたのですが、
2200メートル高地にあって、年中穏やかな気候だと聞いていたので、
日本初夏と同じような格好でいいのだろうと思っていました。
 
それは間違っていなかったのですが、 :oops: 日差しはかなり強くて、
ピラミッドに登るために炎天下をかなり歩いたりしたので、 :*o*: 
ずいぶんと日焼けをしてしまいました。
 

メキシコ治安8-) よくないことは有名です。

私が泊まっていたホテルのあるメキシコ市は、まだいい方なのだそうですが、
地下鉄通路を歩いていたら、前を歩いていたが、 =:[ 女物の高価そうな財布
ゴミ箱に投げ捨てるのを目撃しました :!!!:

そのスリだったのは :cry: 間違いないところでしょうが、日本でも、今まで行った
ことのある外国でも、一度もそういう場面を見たことはありませんでした :!!:
 
私がいた間にも、金に困った大学生2人が、友人とその家族殺害して
電気機器を盗み、 :*o*: それを売り払おうとしたという事件が、メキシコ市南方にある
プエブラというで起こりました。
 
プエブラは、ヨーロッパ風町並みが残る、落ち着いた感じの町で、 :-(
有名な大学もあるそうなのですが、それでもそういう凶悪事件が起きるということで、
やはり治安の面で、メキシコには問題があるのだろうと思います。 :|
 

メキシコ
で使われている言葉は、スペイン語です :heart:
ただ、 「 メキシコ 」 を初めとして、メキシコ地名先住民の言語による地名
受け継いだものが多いようです。
 
スペイン語以外にも、ナワトル語サポテカ語マヤ語など、65もの言語
使われているということですから、 :mrgreen: 地名にそれらの言語のものが残っているのは
当然のことでしょう。


スペイン語
ラテン語がもとになって出来上がった 「 ロマンス語 」 と呼ばれる
諸言語の仲間で、フランス語イタリア語ポルトガル語ルーマニア語などと
親戚の言葉です。
 

ロマンス語歴史でいつも不思議だと思っていたことの中に、ローマに侵入してきた
ゲルマン人言葉外来語として取り入れた時、 :roll: 」 の発音できないで
」 で発音したという事実がありました。


    アステカ文明で使用された 「 アステカ暦 」 (ポストカード)



日本語
発音は、世界の言語の中でも相当に簡単なのですが、それでも
日本人の中に 「 」 がうまく発音できない人はまずいません。 :ase:
 
」 の後に 「 」 を続けて言えば、自然に 「 」 のになるのですから、
普通の人間ならば、誰でも楽に発音できるようにも思えます。
 
それなのに、5世紀くらいのローマ人には、 :-( その 「 」 が発音できず、
例えば werra 戦争 > や wardan守る > は、 guerraguardar
なって
しまいました。:[]
 
Guardar は、後にフランス語から英語に取り入れられており、英語guard
防御 > がそれです。
 

今回メキシコに行って、その疑問が解けました :heart:


メキシコ人は、今でも 「 」 の発音できずに 「 」 と言います。
スーパーマーケットの Walmart を、現地の人は 「 ガルマル 」 と 8-| 発音すると
学生が言うので、本当かどうか実際に他のメキシコ人にも発音してもらった
ところ、同じように 「 ガルマル 」 と言いました。
 

日本人である私には全く不思議なことなのですが、 :?? ラテン系人々に 「
発音ができないというのは、事実のようです。
 
日本人が 「 l 」 と 「 r 」 の区別をしないというのは、ヨーロッパアフリカ
人々には不思議なことでしょうから、民族によってこういう発音習慣の違いが
あるのは、 :wink: 実際には自然なことだと思います。
 
こういう例を含めて、メキシコ人習慣には驚かされることがいろいろありました :!!: 
やっぱり行ってみないと分からないものです。 :hahaha:


           メキシコの大聖堂 (ポストカード)



03/08: 自転車

最近、自転車をきちんと車両として取り扱い、専用の通行帯がない
場合には、自転車車道を通行しなければならないという方針を、
警察が採用するようになったというニュースを、よく聞きます:!!:
 
私は滅多に自転車に乗ることがないので、:-D この方針に反対する理由
全くありません。


小学生
の時には、自転車に乗って友達と遠出をしたりしていたのですが、
中学から電車で通学するようになり、駅と自宅の間は徒歩だったので、
中学の時から自転車に乗ることは :?? ほとんどなくなりました。



大学に入って東京に住むようになってからも、 :ase: 自転車に乗る必要は
感じませんでした。
ただ、結婚して子供が生まれてからの数年間は、子供を連れて買い物
行ったりするのには便利なので、 :wink: 自転車を使っていたこともあります :!!:
 

札幌に住んでいる時に、宿舎から大学まで 8-| 2キロくらいあったので、
自転車の方が便利だと思って、少しの間は乗っていました :heart:

ただ、自転車だと歩くよりも運動にはならないことがよく分かったので、
盗まれたのを潮時に、 :mrgreen: 自転車に乗るのはやめました。
何より、がたくさんつもる札幌では、冬の間は自転車が使えません :*o*:
元気な学生の中には、も乗るという強者もいましたが :ase: )。
 

今は大学まで歩いて数分だし、 :-D 買い物で行くので、やはり自転車には
乗りません :!!: 私よりもっと近い場所に住んでいる学生にも、自転車を利用
している者がいるのですが、通学だけなら自転車に乗ることもないのでは
ないかと :| 思ったりしています。
 

日本語の 「 自転車 」 という言葉は、文字通りには自分で回転する車輪
または車両という意味でしょうが、 8-| 人間車輪回転させて進むのです
から、この言葉は正確だとは言えません。
 
英語だと bicycle で、これだと 「 二輪車 」 という意味になります :!!:
自転車ができた当時には、二輪車としては自転車しかなかったのでしょうから、
:| この言葉で十分だったのでしょう。



しかし今では、人力ではなくモーターで動く二輪車があるのですから、
単に 「 二輪車 」 と言うだけでは、自転車を正しく指し示すことはできません :!!:
 

フランス語では、英語と似たような bicyclette という単語自転車を表します。
ただ話ことばでは、 :wink: 別の vélo という言葉の方がよく使われます。
 
これは 「 速さ 」 という意味の単語 ( vélocité ) の後半省略して作られた
言葉なのですが、だとすると :-( 単に 「 速い車 」 という意味を表すだけに
なってしまいます。

速い車自転車以外にもたくさんありますから、この vélo という言葉は、
日本語の 「 自転車 」 と同じくらい、 :-( この物を正しく言い表してはいない
ということになりそうです。
 

もう一つ、日本語の 「 自転車 」 という言葉で思い出すのは、これを
じでんしゃ 」 と発音する人が、 :mrgreen: 結構たくさんいるということです。

もちろんこの発音では正しくないのですが、「 じてんしゃ 」 と 「 じでんしゃ
を比べてみると、 8-) 」 と 「 」 の間の音が 「 」 よりも 「 」 の方が、
いくらか発音が楽だとは言えます :heart:


普通はそんなことは思いもしないでしょうが、したたかに酔ったおじさん :oops: は、
じてんしゃ 」 と言うつもりでも、 「 じでんしゃ 」 と言っていることが多い
のではないかと思います。 :mrgreen:

酔うがなくなるので、楽な発音:**:の方を選ぶわけです。

洗濯機 」 は 「 せんたくき 」 ではなくて、「 せんたっき 」 と発音している
人が圧倒的に多く、これも発音が楽だからなのですが :wink:関西ではさらに
せんだっき8-| と発音している人が多いという話を、聞いたことがあります :!!:

これも 「 じでんしゃ 」 と同じ理由による、発音の変化です。
 

東京生まれで、私よりもずっと年上の先輩が、自分のは 「 デパート
ではなく :ase:デバート 」 と発音していたと言うのを、聞いたことがあります。
」 が 「 」 になるのも、やっぱり発音が楽だからです :!!:
 
人間がいつも楽な発音を選ぶというわけでは決してないのですが、
たまたま選ばれた発音のことを考えてみると、 :mrgreen: 楽な方が選ばれたんだろうなと
想像できる場合も珍しくはありません :!!:



効率性の追求というのは、 :-D 人間の本性:**:に属することなのでしょう。




アフリカ
は、極東にある日本に住む人々にとっては、砂漠サバンナ
あるいはエジプトピラミッドのような、特別の地域遺跡などを別として、
:roll: あまり馴染みのない大陸です:!!:

アフリカでどんな言語が使われているのかを知っている人も、
:ase: あまり多くはないでしょう。



私もアフリカのことをよく知っているわけではありません。

ただ、フランス留学していた時は、 :wink: 新聞によくアフリカ諸国ニュース
載っていました。 

何と言ってもフランスイギリスは、アフリカの大部分を植民地として支配
していましたし、 8-| 今でもアフリカの多くの国々では、公用語としてフランス語
英語を使っているわけですから、ヨーロッパの人々にとってアフリカは身近な
地域のようです :!!:
 

アフリカ植民地も、 :-D 1960年代以降次々に独立を果たし、
現在のアフリカ
植民地はありません:!!: 

ただアフリカ諸国国境は、ヨーロッパ列強都合で設定されることが
多かったため、 :| 今でも民族同士の紛争が絶えないがあちこちにあるのは、
:cry: 日本でもよく報道されている通りです。
 

そういう国の中で、最近話題になったのが 「 南スーダン 」 です:!!:

スーダンから独立したのは、昨年の7月でした。
かつては南スーダンもその一部だった 「 スーダン 」 は、エジプト南にある国
ですが、 :roll: この国名は 「 黒い人 」 を意味するアラビア語由来するのだそうです:!!:


アフリカというと、私たちには黒人の大陸というイメージが強いですが、
それは :ase: サハラ砂漠より南の地域であって、アフリカの北部は、イスラム教
信じてアラビア語を使う人々が住む地域です:!!:

 
スーダンにあるエジプトがその代表で、きちんとしたアラビア語
勉強したいなら、 :mrgreen: エジプトに留学しろと言われるくらいです。



エジプトは、かつてエジプト文明:**:が栄え、紀元前3世紀アレクサンダー大王
制服されてからは、カイロの西にあるアレクサンドリアギリシア文明:**:の中心
になりました :heart:

そして7世紀イスラム教徒サラセン帝国:**:に組み込まれてからは、
アラビア語が使われ続けています:!!:
 
 
ところが、今の南スーダンがある地域は、公用語旧宗主国イギリス
言語である英語で、アラビア語ではありません。 8-|

現地の人々は 「 ディンカ語 」 や 「 ヌエル語 」 などの言語を使っていて、
これらの言語は 「 ナイル・サハラ語族 」 という言語集団に属しています。
 

アラビア語は 「 アフロ・アジア語族 」 に属する言語であり、
南スーダンよりもさらにケニアウガンダ以南では、スワヒリ語などの
 「 バンツー語族 」 の諸言語が使われています。 :-D

ですから、南スーダン言語は、北部スーダンとも、国境を接する
南方の地域とも違います。
 
 
宗教イスラム教ではなく、キリスト教土着の宗教主流です:!!:

スーダン南北で、言語宗教も違うのだとすると、かつてのスーダン内部で、
南北の対立が起こったとしても、 =:[  無理はなかったのだろうと思います。




もちろん、同じ国の中に言語宗教が違う民族:oops: 多数共存している例は
珍しくありません。 インド中国など、面積の広大な国ならばむしろ当然
のことでしょう:!!:


そうでなくても、:| どちらかと言えば小規模な国ルーマニアに、ルーマニア語
ハンガリー語ルーマニア正教会ギリシア正教会プロテスタントカトリック
という、 8-| 同じキリスト教ながら異なった宗派共存しているような場合もあります。
 

旧スーダンの場合は、自分たちで国家を作り上げたのではなく、ヨーロッパ
列強の都合で :cry: 勝手に国境が決められたのですから、宗教言語の違う事なった
民族同士が同じ国で仲良くしていくのが難しかったのは、それなりに理解できます。
 
その結果、南スーダン独立することになったのは、「 民族自決:**: 」 の精神にも
適合する、望ましい選択だったのかもしれません:!!:

ただ、北部スーダンからの攻撃や、 :-( 南スーダン内部での抗争が依然として
続いているということです。


一度同じを作って共存した民族がまた別れるのは、いろんな利益感情
絡んで、意外に難しいことなのでしょう。 :roll:
 


02/09: 名古屋弁

私の住んでいる名古屋で使われている方言は 「 名古屋弁 :**:
と呼ばれています:!!:
 
名古屋愛知県県庁所在地なのですが、 「 尾張地方 」 と
三河地方 」 という2つの地方に分かれている愛知県の中でも、
名古屋:wink: 尾張地方に含まれています。
 
同じに属していながらも、尾張三河では、方言にかなり違いがあるようです。
 :roll: 名古屋弁は、当然尾張方言に属していて、尾張地方にある春日井市
一宮市、そしてその北にある岐阜県美濃地方の方言とも似ています :!!:
 

名古屋東京大阪の間にあって、距離的には大阪の方に近いのですが、
方言としての特徴は、:-D大阪弁よりは東京弁との方が共通点が多いと言えます:!!::!!:




桑名市四日市市がある、すぐ隣の三重県で使われている方言は、
関西方言に属していますから、名古屋弁関西的な特徴が強くてよさそうな
気もするのですが、 :?? 実際には関東方言にずっと近いようです。
 

名古屋の人々も、 :) 自分たちは標準語に近い言葉を使っていると思っているようで、
確かに、テレビ街頭インタビューなどで、町を歩く人たちがインタビュアー
向かって話す言葉は、東京の標準語とそれほど変わりはありません。
 
ただ、名古屋弁の印象として、多くの日本人が抱いているのは、名古屋人は
みゃーみゃー 」 言う :ase: ということです。

この 「 みゃー 」 という言葉の正確な発音は [ ] でして、[ æ ] という音は、
日本語の他の方言ではまず使われません。
 

英語の bad < 悪い > や pan < フライパン > を発音する時には、a
文字を [ æ ] という音で発音しますが、名古屋弁でも、 :wink: これと同じ音が使われて
いるということなのです:!!:
 
あと、こちらはあまり知られていないのですが、「 」 や 「 三重 」にある
いえ 」 という音は、名古屋弁では [ ie ] ではなく [ ə ] という記号で表される
発音されます。

:roll: この音は、 「 」 と 「 」 の中間くらいの音色で、 「 曖昧母音:**: 」 と
呼ばれ、英語ではよく聞かれる音です:!!::-D


たとえば、 believe < 信じる > という言葉は 「 ブリーブ 」 のように聞こえ
ますが、最初の 「 」 の時に、この曖昧母音が聞こえるはずです。
 
というわけで、名古屋弁では、「 あいうえお 」 という5つの母音以外に、
[ æ ] と [ ə ] という2つの母音が使われており、使われる母音は全部で 
8-| 7つもあります。
 

沖縄方言の一部では 「 あいう 」 という3つの母音しか使われていませんが、
それ以外の日本語の方言は、ほとんどが5つの母音を使いますから、名古屋弁
母音は、 :wink: それよりも複雑だということになります。
 

名古屋弁
では、何かを 「 しよう 」 という時に 「 まい 」 という言葉を使います:!!:
行こう 」 は 「 行こまい 」 ですし、「 やろう 」 は 「 やろまい 」 です。

標準語
でも 「 行こう 」 「 やろう 」 などの表現はよく使いますから、名古屋弁
でも 「 行こまい 」 「 やろまい 」 のように 「 まい 」 で終わる言い方はよくします:!!:
 

この 「 まい 」 の発音が、まさにさっきの [ ] で、これは他の地方の
人々には 「 みゃー 」 に :oops: 聞こえるはずです。

多分こういう理由で、名古屋の人は 「 みゃーみゃー 」 言っているという
印象が作られたのでしょう。 :ase:




名古屋弁有名な言葉として 「 やっとかめ 」 があるというのは、
:roll: 知っている人が多いかもしれません。

久しぶり 」 という意味なのですが、この言葉を私は一度も聞いたことが
ありません。名古屋の人に聞いても、自分では使わないというのが普通です。
 
やっとかめ 」 の語源は分からないようですが、名古屋年配の人
時間が長くかかる 」 という意味で 「 やっとかかる 」 と言っているのを
聞いたことがあります:!!:

だから 「 やっと 」 は 「 長い時間 」 という意味なのでしょう。

この 「 やっと 」 と 「 やっとかめ 」 は関係があるのではないかと想像して
いるのですが、:| 本当のところは不明です。
 

昔のままの名古屋弁は、だんだん使われなくなりつつあるのでしょうが、
変化はしても、名古屋弁はまだまだ健在のようです :heart:
 

言語学者としては、これからも名古屋弁が使われ続けることを
願ってやみません。 :-D






01/24: イタリア

イタリア豪華客船座礁して、十人以上の死者が出たというニュースが
話題になっています。

船長がいち早く船を離れて避難し、乗客の救助を行わなかったとのことで、 
=:[ これが非難の対象になっているのは当然でしょう。


どの国の法律でも、船長緊急時に最後まで乗客の安全を確保する
義務があると定められており、日本の 「 船員法 」 では、これに違反した
船長は5年以下の懲役 :| に処せられるとのことです :!!:




この処罰が重いのか軽いのかは分かりませんが、ニュースによれば、
イタリア船舶法では、同じ違反12年以下の懲役だということですから、
8-| イタリアの方がずいぶんと重い処罰を受けるようです。
 
イタリアは、観光が重要な産業の1つですから、大型の客船陸地に近づき
すぎるのは危険だと分かっていても、乗客島民へのサービスのために、
:cry: わざわざそういう航行をさせてしまう船長も出てくるのでしょう。
 


日本
も近年観光に力を入れ始めているようですが、外国人にとって魅力的
だろうと思える都市と言えば、京都奈良ぐらいで、それ以外には特に思い
つきません。 :ase:



東京首都ですから、もちろん見るところはいろいろあるのですが、
何と言っても空襲で焼かれてしまったので、見るべき歴史的建造物
ほとんどありません。

江戸城などは、すでに江戸時代に火事で焼けて、 :oops: それ以後再建されていない
のですから、残っていないのは戦争が原因ですらありません。
 

それに比べてイタリアは、ローマを代表として、フィレンツェシエナナポリ
ミラノパレルモなど、古代ルネサンス時代に建造された建物遺跡
数え切れないほど残っており、 :mrgreen: 全国に名所が散らばっていることで、観光には
まことに適した国だと言えるでしょう :heart:
 
ローマフィレンツェ美術館には、私たちの誰もが一度は教科書や画集で
見たことのある絵画彫刻が、それこそ無尽蔵に展示されているのですから、 
うらやましい限りです。:wink:





イタリア
ではイタリア語が話されているわけですが、ローマで使われていた
ラテン語から変化してイタリア語が出来上がったのは、8世紀頃ではないかと
考えられています。

独立した言葉になっても、文章はラテン語で書かれていましたから、
イタリア語による優れた文学作品が登場するのはもっとずっと後になります :!!:
 

それに比べると、日本では8世紀に 『 古事記 』 や 『 万葉集 』 という立派な
作品が書かれ:heart:、その後も 『 土佐日記 』 『 伊勢物語 』 『 古今和歌集 』 などの
誇るべき作品が続々と著されて、それが11世紀の 『 源氏物語 』 『 枕草子
という世界文学最高傑作:**:へと極まっていくのですから、 :hahaha: この時代の文学は、
日本の方がイタリアよりもはるかに勝っています。
 

しかしイタリアルネサンスを迎えると、芸術学問も、驚くほどの発展を
見せます :!!:

13世紀ダンテが書いた 『 神曲全3巻 ( 「 地獄 」 「 煉獄 」 「 天国 」 ) 
は、 :-o 世界で最も優れた文学作品の1つだとされています。
 

この時代には、日本で 『 平家物語 』 や 『 徒然草 』 が書かれていて、これらの
作品も立派なものであるに違いありません。
ただ、 『 神曲 』 に比べると、やはり文学作品としての価値は :ase: いくらか劣るのでは
ないかと思います。
 
とは言え、その理由はまだきちんとは説明できません。 :oops:



去年フィレンツェに行った時、ダンテ博物館という、町中の小さな施設を訪れて、
神曲 』 の全文が1枚の紙の上に、小さな活字で印刷されたものを、確か
15ユーロ払って買いました :heart:

  
  わかりにくいですが、私が購入した 『 神曲 』 が       ダンテ
  1枚の紙に印刷されものです。


書籍の形になっているものは、学生時代から持っているのですが、
簡単に読むには、:mrgreen: 1枚の紙の方がいいような気がしたわけです。
 
これでこの作品の素晴らしさを解明しようと、その時は意気込んだのですが、
あまりに字が小さすぎて、 :-( 虫眼鏡でないと読めないので、結局放ったままに
してあります。

そのうちには、ちゃんと読んでみるつもりです :!!:

それでこの作品の価値が解明できるかどうかは :roll: 分かりませんが。


かなり前から気になっているのですが、 「 現在進行形 」 が
現在進行中 」 の意味で使われている例が、非常に目立つようです。 :ase:
 
改革は現在進行形 」 「 現在進行形の恋愛 」 などという表現は、
特に違和感なく使われているように思います。
 
ただ 「 現在進行形 」 というのは、本来は文法の用語です :-( :!!:


英語で Betty is singing. < ベティは歌を歌っている > という言い方を
した時の、 is singing のような 「 be動詞現在分詞 」 という動詞の 
」 が現在進行形です。



そして、正確に言えば、日本語には現在進行形はありません。 :roll:

歌っている 」 の 「 ている 」 は、英語現在進行形と同じように、
現在の時点で 継続している事柄 を表しているのは確かです。
 

だとすると 「 ~ている 」 が、日本語現在進行形だと言ってもよさそうな気もします。
しかし 「 明日の今頃、私は試験を受けている 」 のように、 8-|~ている 」 は未来
起きる出来事も表すことができます :!!:




そもそも、日本語には、英語will go のように、未来の出来事だけを表す
 「 未来形 」 と呼ばれる形がありません :!: 


 「 母は家にいる 」 と言えば普通は現在のことを表しますし、 「 母は家に帰る 」 
と言えば、現在ではなく、 :-D 未来に母親が家に帰ってくるということを表します。
 
つまり 「 いる 」 「 帰る 」 のような、国語辞典の見出しにあげられている形
( 「 終止形 」 と言います :heart: ) が、現在未来両方を表すことができるわけです。


というわけで、 :oops: 日本語には独立した 「 未来形 」 はありませんし、同じ理由で、
独立した 「 現在形 」 もないということになります。
 
だから 「 いる 」 「 帰る 」 のような形は、正確には 「 現在未来形:**: 」 とでも
言うべきところなのですが、何となく長いので :ase:日本語文法の世界では、
過去現在未来のうちで、過去ではないということで 「 非過去形 :**:」 と
呼ばれています :!!:




とにかく 「 現在形 」 という語形日本語にはないのですから、 「 現在進行形
という形もありえません。


改革は現在進行形 」 のように、日本語で表現しておきながら、実際には
日本語にはありえない言葉を使っているというのは、本来ならば :-( 矛盾としか
言いようのないことなのだろうと思います。
 
もちろん 「 現在進行形 」 が実際に使われていて、それで 「 現在進行中
という意味なのだと分かるのだから、いちいち文句をつけることもないだろう
という意見も理解できます。

ただその場合 「 現在進行形 」 は、 :wink: 本来の文法用語ではなく、
そこから発展した比喩的な意味を表すものと、考えなければなりません。 
 

普通の日本人が 「 現在進行形 」 という用語を教わるのは、英語の文法
ついての説明を、学校で受ける時です。

だとすると、英文法の用語比喩的に使っているということになるのですが、
=:[  英語は外国語なのですから、わざわざ外国語の用語を、しかも意味を変化
させてわざわざ使うということは、まずないのではないかと思います。


そうではないとすると 「 現在進行 」 と 「 」 という2つの言葉に分解して
理解しているという可能性はあります:!!:


現在進行 」 の方は、現在の時点で継続しているという意味だというのは
誰にでも分かります。
 
」 については、一般的な事柄に形などはないのですが、
 「 最終的な結果がどんな形になるのか分からない 」 のように、 「 」 を
 「 様子 」という意味で使うことはよくあります。

:roll: そうすると 「 現在進行形 」 で、現在の時点で継続中の事柄の様子
という意味だと理解するのは、難しくありません :!!:


多分こういう理由で 「 現在進行形 」 が、本来の文法用語とは異なった意味で
広く使われるようになっているのだろうと思います。


言葉の専門家としては、 :oops: 素直に受け入れたくはないという気持はある
のですが、専門用語一般的に使われるようになっているのですから、
喜んだ方がいいのかもしれません。 :ase:


日本になって寒くなると、熱帯にあるインドネシアは暖かくて
いいだろうなといつも思います。 :oops:

インドネシアには数回行ったことがありますが、いつもだったので、
私の住んでいる名古屋より気温が低く、30度程度だったので、少なくとも
:) 戸外では快適でした :!!:
 

日本の時は、インドネシア乾期だということで、恐らく雨期よりは
気候がいいのでしょう。

ただ、赤道近くに位置するので、一年中昼の長さが大体同じです。


日本だと、冬至の頃には4時半くらいには暗くなってしまい、寒いことも
あってずいぶんと :| 物哀しい感じがするので、いつも6時くらいに日が暮れる
インドネシアは、ちょっとうらやましいなと思います :-D  :heart:





インドネシアにはたくさんの島々があって、そこでは 8-| 何百もの言語
使われています。

ジャワ島で使われている代表的な言語は、ジャワ語スンダ語で、
これらの言語なら名前ぐらいは知られているかもしれません。
 
それ以外の言語となると、マドゥラ語アチェ語バタク語テトゥン語など、
私も名前を聞いたことがない言語が目白押しです :!!:
 

どの言語も 「 オーストロネシア語族 」 と呼ばれる言語集団に属していて、
起源的には同一です。 :roll:
 

ただ言語が違えば互いに通じないのが普通なので、インドネシアには
インドネシア語 :**:」 という共通語があります。

この言語は、もともとボルネオ ( カリマンタン ) で使われていたマレー語
方言をもとにして、インドネシア独立後に作られた言語で、 :wink: だからほぼ
マレー語と同じです :!!:
 

インドネシア語は、日本語で受け身使役を表すのに 「 ( ら ) れる
「 ( さ ) せる 」 を動詞に付けるのと同じように、 「 接辞 」 と呼ばれる
文法的表現を使います。

この点では日本語と似ていて、しかも接辞の使い方が規則的なので、
 :mrgreen:  日本人には比較的学びやすい言語だと言えます。
 

ただ、 「 主語動詞目的語 」 という語順が基本ですし、「 名詞形容詞 」 
という語順日本語とはです :!!:
 
オランウータン 」 は、インドネシア語で 「 森の人 」 という意味ですが、
オラン 」 が 「 」 で、 「 ウータン 」 が 「 」 ですから、日本語で言えば
人森の 」 という :ase: 感じになります。



発音日本語と似て簡単なので、インドネシア語の学習に挑戦してみれば、
意外に早く上達するかもしれません :heart:
 

それからまた、インドネシア語には日本語のような敬語ないので、
相手と自分の関係を気にせずに使うこともできます。
 

ところが、 8-) 首都ジャカルタのあるジャワ島で日常的に使われているジャワ語
スンダ語には、日本語よりも複雑な敬語があります。
 
日本語では、「 ( かみ ) 」 の尊敬語は 「 御髪 ( おぐし ) 」 で、
食べる 」 の尊敬語は 「 召し上がる 」 です。

このように、敬語とそうではない言葉で、全く語形の違うものがあるというのが、
日本語の敬語:cry: 難しいところです。




ジャワ語敬語日本語と同じなのですが、日本語よりも
ずっと多くの敬語の形があります :!!:

」 は cangem なのですが、その尊敬語tutuk です。
」 は endhog ですが、その丁寧語tigan です。
 
日本語では、どちらの場合も 「 」 を付ければ敬語になるのですから、
ジャワ語敬語の方が、=:[  複雑だということが分かります。
 

こういう敬語の形を覚えなければならないのですから、ジャワ語を覚えるのは
かなり大変そうです。 :ahhh:
 
何百もの言語が使われているインドネシアの共通語として、
ジャワ語スンダ語ではなく、敬語のないマレー語が選ばれたのも、
:wink: 理由のあることなのかもしれません。