最近缶コーヒーのテレビコマーシャルや駅の宣伝ポスターで、山田孝之の画像をよく見かけます。恐らくそれまではそれほど有名な俳優ではなかったのではないかと思うのですが、私は少し前のテレビ連続ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」「勇者ヨシヒコと魔王の鍵」を楽しんで見ていて、そのドラマに山田孝之が主演していたので、この俳優のことはそれなりによく知っていました。:-P
 
 目鼻立ちははっきりしていますが、背が高いわけでもないし、スタイルがいいわけでもないのに、どこか興味を引く演技をするところが気に入っています。「勇者ヨシヒコ」と同様の深夜ドラマ「闇金ウシジマくん」では、闇金会社の社長を演じていましたが、やはり内部に何かがあるけれども、それがどうしても明らかにならない不思議な人物をうまく演じていたと思います。:-D
 
 その山田孝之が、今回初めて舞台、それもミュージカルに挑戦するというので、行ってきました。「フル・モンティ」という少し前のイギリス映画をもとにしたブロードウェーのミュージカルを日本で演じたものです。:!!:



 ミュージカルなので当然歌ったり踊ったりをするわけで、一緒に出演していた劇団四季などの俳優さんたちは、さすがに歌も踊りも達者でした。ただ山田孝之は、もちろん相当に練習をしたのでしょうが、さすがに彼ら彼女らのようなミュージカルの専門家たちには遠く及ばないかなという感じでした。
 

会場に飾ってあったお祝いの花




 さてこの舞台のタイトルの「フル・モンティ」ですが、ここでは「全裸になる」という意味で使われています。工場を解雇された男の労働者たちが、お金を稼ぐためにストリップショーを開催するという筋なので、そういう意味なのだろうと推測はつきます。:mrgreen:
 
 ただ「フル(full)」が「全部」という意味を表すのは分かるのですが、「モンティ(monty)」が分かりません。普通の英語の辞書を調べて見ると the full monty で「ひとそろい、全部」という意味だと説明してあるだけで、monty が一体何なのかは分かりません。:roll:
 
 英語の語源辞書にはこの単語は載っていませんでした。ネットで調べて見たら、どうもthe full monty 全体がイギリス北部で使われている俗語のようで、意味は辞書にあるのと同じような、必要なもの一式というものでした。
 
 結局 monty という単語だけが何を意味するのか、これがどんな言葉に由来するのかは分かりませんでした。私が小学生の頃に放映されていた「モンティ・パイソン」という、イギリスの喜劇役者たちが演じるコメディーに「モンティ」がありますが、同じイギリスであっても、二つの「モンティ」に関係があるということは確かめられませんでした。
 
 いずれにしても「フル・モンティ」という1997年に作られた映画が成功を収めたおかげで、このイギリスの俗語がアメリカにも伝わり、世界中で使われるようになったわけです。私たちが実際にこの言葉をどこかで使うということは、多分ないでしょうが、覚えておいて損はないかもしれません。:wink:



この日は大雪でした。交通情報を係の人が白板に書いていました。