少し、歯の交換の話をしましょう:!!:
動物によって歯の交換が違うことは少しお話しました。
 
わたしたち、犬や猫、牛、豚、馬などは、乳歯の時期と永久歯
時期がありますね。

でも、魚類両生類爬虫類は一生のうちでたくさん歯が生えてきます。
 :ase:次から次に歯が生えます。

哺乳類の歯のようにしっかりと顎の骨に支えられているわけではなく、
比較的簡単な構造で顎の骨についています。

ただし例外として、ワニは我々とよく似た歯の着き方(釘植といいます)
をします。 

さて、例えばサメです。 下の写真にあるように、たくさんの歯があごの
内側に準備されていてベルトコンベアーのように次から次に落ちては
生え、落ちては生えしています。
 
:)少しずつ歯の位置がずれているので、歯が生えていない時は決してあり
ません。 それに、歯はすべて内側に少し傾斜していて、口に入れた獲物
はなかなか外に出られません。 :**:すごいですね!

サメは、口の中以外にも “ ” があります。 “ ” の形はしていま
せんが、象牙質があるために、それを “ ” と認識できるものです。

サメはご存知のように、うろこがありません。うろこの代わりに “ 皮歯 ” 
=:[ ” がある皮膚ということになるんでしょうか。

昔は刀の “ 柄(つか) ” に使われていました。滑り止めでしょう。 
今でも、ちょっと高級なおそば屋さんなどで、本わさびと一緒に出てくる
わさびおろしの表面がサメ皮です:heart:



左はサメの口、右は下顎の歯をサメの口の内側から見た写真です。

たくさんの歯が折りたたまれたように顎の内側に準備されているのが
わかりますね:!!:

右矢印のように2列の歯が少しずつずれて準備されているのがわかり
ますか? このように互い違いに生えていることで、生え変わっても歯が
なくて獲物を取り込めない事態には陥らないわけです:**:
 
歯の交換(はえかわり)とは話が違いますが、サメによって歯の形が
違います。歯の形でサメの種類の見分けをつけることができるそうです。


:roll:カエルなどの両生類は、あまり歯は発達していません
(下の写真はBull frog: ウシガエル)。
 
ご覧のとおり、櫛のように小さくて細い歯が生えているだけです。
このカエルは上顎には歯はありますが、下の顎に歯は生えていませんね。
(これと逆に、は上の前歯がなくて下の前歯で草をちぎる)
 
カエルの子供、おたまじゃくしにいたっては、角質歯と呼ばれる爪に
近い構造が口腔から咽頭にかけて存在しているといわれています
( 私自身実際にカエルの口の中を見たことはありません )。



左は Bull frog の頭蓋の写真です。上顎だけ歯がありますね。
右はその上あごの歯だけを拡大したところです、小さな歯が
びっしり生えています。 :arrow:櫛のようです。